2007年12月15日土曜日

麻酔科研修

お久しぶりです。yankunです。
ずいぶん書き込んでいなかったのでまずは今の研修内容を簡単に・・・。

今は麻酔科を研修中です。2ヶ月目になりました。
気管挿管の件数ももうすぐ30になろうかとしています。
麻酔薬の使い方やバイタル変動時の対応の仕方もだいぶ慣れてきました。

この前こんなことがありました。
僕の当直中に腹痛が主訴の患者さんがきました。
最近は急性胃腸炎が流行っているので今回もそんな感じかなぁなんて思いながら話を聞いてみたんです。
「2,3日前から右の下腹部が痛いんです。そういえば最初はみぞおちのところが痛かったです。」




おおー、まさかっ!!




CT撮ったら、ばっちり虫垂炎でした!

んでその次の日手術することに。
僕は麻酔科を回っているわけで。
もちろん、手術に入って麻酔をかけさせていただきました!

診断から治療(手術)まで患者さんを見ることができてよかったです。
貴重な体験でした。

P.S.最近インフルエンザとノロが流行ってます。みなさん、手洗いうがいはしっかりと!!ワクチンも打ちましょう!

2007年12月4日火曜日

みかん

こん○○は。1年目研修医一歩です。



早いもので12月になりましたね。気は早いですがこのままあっという間に2007年が終わるかと思うとちょっとぞっとします。1年は早いですね。



さて雪は少ないにせよ冬真っ盛りになっていますが、みかんの美味しい季節ですね。

僕はみかんが大好きで最近は毎日みかんを食べてます。先週救急の医師控室に差し入れされたみかんもほとんど僕が食べてしまいました^-^;



小さい頃からみかんを食べ過ぎて冬になると皮膚が黄色くなっていましたが、なぜみかんを食べ過ぎると黄色くなるんでしょうか。 みかんにはカロチンという物質が含まれていて、そのカロチンという色素が沈着して黄色く見えるんだそうです。カロチンはいろいろなところに沈着するようですが、皮膚の最も表面の角質層に多く蓄積されるため手のひらや足の裏で特に目立ちます。医学的には柑皮症といいますが、病気ではありませんのでご心配なく。みかんを食べないと元に戻ります。 今年もミカンをたくさん食べて柑皮症になりたいと思います(笑)



インフルエンザや感染性腸炎が流行ってきていますのでみなさんも気をつけてくださいね!

2007年11月26日月曜日

解剖体追悼式

しばらくです。ちのです。

先日、「解剖体追悼式」に行ってきました。


解剖体追悼式。
耳慣れない方も多いかと思われますので、ちょっと説明。


入院中に亡くなられた方の中には

・死因が不明
・死因となった病気そのものが良く分からない
・ある程度の死因が推測は出来ても他に何か関連する病気があったかも知れない

といった方々が多くいらっしゃいます。



そういった方々が亡くなった時に

・本当の死因を見つける
・検査や治療が適切であったのかを見極める

等の目的で、亡くなった方の病理解剖をさせて頂くことがあります。
(もちろんご遺族の同意の上で行われることは言うまでもありません。)


その病理解剖に協力された方々を追悼する集いが開かれたわけです。



厳粛な雰囲気の中で

挨拶
医師・看護師による追悼の辞
献花
追悼演奏
等が行われ
1時間程度の式が終わりました。



帰りがけ、ご遺族の方にかけて頂いた言葉。
「先生、いっぱい勉強して下さいね」

改めて、病理解剖の意味を考えました。


「患者さん本人の死因を明らかにする」
それが大前提。

加えて
「病理解剖の結果を今後の医療に生かす」
これもまた、自分たち医療者に課せられた使命なんだと感じさせられました。



残念ながら、今現在の医療は万全ではありません。
分かることと同じだけ(若しくはそれ以上に)、分からないことが存在しています。

その不確実な部分を少しでも補える、その一助に自分がなれたらと思った一日でした。

2007年11月9日金曜日

エコー研修開始!

 お久しぶりです。研修医の茶吉です。

 前回の続きですが、よーやく、2ヶ月間の麻酔科研修が終わり、なんとか、気管内挿菅のノルマも達成したため、満足・満足の研修でした。

っで早速ですが、11月から始まったエコー(腹部)研修について述べたいと思います。まず、エコー研修の目標なんて立ててみたんですが、一応・・・

1.腹部各臓器の病変のスクリーニングができる。
2.急性疾患として総胆管結石や腎結石など、管の中にあるものの検出も頑張る。
3.腹部外傷で予想される肝臓周囲・脾臓周囲・ダグラス窩に貯まる水・血液を同定できる。

 なんて挙げています。さー、これからどうなることやら・・・。あ!基本的なことですが、エコー検査室の技師さんとのコミュニケーションを図り、迷惑をかけない程度にエコーをがんばるってのも精神面での目標です。

 現在はまだ、研修が始まって一週間ですが、なんとか腹部の臓器をみるくらいはできてきました。研修の一ヶ月間で「救急外来でも役立つエコー技術」を身につけられるよう、研修をがんばりまっす。
とりあえず、次の日記までにはなんとか上達していたいものですね。
ではでは。


茶吉

2007年11月5日月曜日

-天空の城ラピュタ-

さてさて、今日は研修とはちょっと関係ない話を書きましょう。
「天空の城ラピュタ」
みなさんもご存じですよね。言わずとしれた宮崎駿の代表作です。
(公開は1986年。僕は5歳でした(・_・; )

 僕もとても大好きな作品で、映画が放送した時は見に行ったかどうかは覚えていませんが、今までテレビ放送でもビデオでも何度も何度も見ています。僕以外でもそういう人多いでしょう。

 最近(といっても数年も前ですが)ジブリ作品がDVDで出ていますよね。今まで買おうと思っていましたが、ついに先日某電気店で買ってしまいましたO(≧∇≦)Oということでこの日記になったわけです。

 宮崎駿作品では空が舞台になっていたり、空を飛ぶものが多く登場します。天空の城ラピュタはもちろん、紅の豚、風の谷のナウシカや魔女の宅急便などなど…。
宮崎駿は小さい時によく空を飛ぶ夢を見ていたんだそうです。(本当の話かどうかはちょっとわかりませんが…)

 僕も小学生くらいのころはよくそんな夢を見ていました。だいたいいつも小学校横の公園の小さな山から飛び始めて、学校のまわりを飛んでいました(  ̄ー ̄)最近は夢を見ることもなくなくなって、そんな夢をみることもなくなりましたけどね。(ちょっと寂しいです)

 夢占いというものがありますが、空を飛ぶ夢は「希望に向かっての自立心、挑戦する勇気」を表すだそうです。

 最近は空を飛ぶ夢をみることもないですが、「希望に向かっての自立心、挑戦する勇気」は持ち続けていないなぁと思った研修の合間の日曜の夜でした。



2007年某日  一歩

2007年10月30日火曜日

全国ジャンボリーin大阪!!

yankunです。先週の日・月・火曜に全国ジャンボリーに行ってきました!


全国ジャンボリーは全国の民医連病院の青年職員が集まって現在の医療や政治の問題について学びながら交流を深める、2年に一回のお祭りのようなものです。ちなみにジャンボリーっていうのは日本語にすると「どんちゃん騒ぎ」って意味らしいです。青年職員を対象にしているから、回りはみんな1~3年目の若手職員たちばかり。気軽に話せました。

どんなことをしたかを簡単に紹介・・・
1日目→昼過ぎから開始。開会式のあと、堤 未果さんの憲法9条についての講演会。

ホテルに行って自己紹介・講演を聞いてのディスカッション。

夕食・交流会(AM2時までやってました)。


2日目→フィールドワーク(ワールドトレードセンター、舞洲のごみ処理場を見学して大阪市がいかに無駄使いをしているかを実感)。大阪の民医連病院に関わっている方に今の地域の現状を教えていただく。

大交流会。ホテルに帰ってどんちゃん騒ぎ(笑)(AM5時までやってました)


3日目→御堂筋をパレード。閉会式。涙の別れ。帰路へ・・・。



講演やフィールドワークを通して政治や医療に無関心であることが一番悪いということや、税金の使い道について初めて気づかされることがあり、とても勉強になりました。

それよりも何よりも思い出に残ったのが、班の人たちとの交流会!うちの班はとってもとってもノリがよくて他の班の人も巻き込んでみんなで大盛り上がりでした!!今でもmixiでつながったりしていますよ。

全国に友達ができて非常に楽しい“どんちゃん騒ぎ”でした!2年に一回なんで次は再来年。また行きたいなぁ。でも次のときは医師3年目かぁ。無理かもなぁ・・・(;o;)

2007年10月29日月曜日

2007年10月 整形外科

久しぶりの登場の一歩です。



前回の日記は沖縄からでしたが、現在は(当たり前ですが)夏休みも終わり研修を再開しています。


5階西病棟の総合診療部での研修も9月で終わり、現在は整形外科で研修中です。

整形外科の研修は1ヶ月なのでもうすぐ終了しますが、それまで研修していた内科とは違うことが多くとてもおもしろいです。


整形外科での研修の大まかな1日は流れはこんな感じ。



まず朝は回診。病棟の患者さんの状態を確認してまわります。

回診が終わった後は手術の日は手術室へ、外来の日は外来に向かいます。

手術の日はほぼ1日手術室で過ごしますし、外来の日は午前はほぼずっと外来、午後はその日によって異なりますが外来に入っていることが多いです。

手術の日も、外来の日も空いた時間や外来・手術の終わった夕方頃に担当患者さんのところに向かいます。


そんなスケジュールで骨折の初期対応や腰・首・肩などの痛みに対してのアプローチを学んでいます。


さて整形外科での研修ですが、実は勤医協中央病院の研修の特徴でもあるんです。

医師の初期研修2年間に身につけなければならないこと、まわらなければならない科は厚生労働省によって決まっています。(例えば内科は9ヶ月、外科は3ヶ月。小児科・産婦人科・精神科はそれぞれ1ヶ月ずつなど)


整形外科での研修は厚生労働省の規則では定められてはいませんが、勤医協中央病院の研修プログラムでは整形外科での研修が必修(必ずまわらなければならないこと)になっています。


理由としては、症状として患者さんが訴えることの多い腰痛や肩・膝の痛みに対応できる能力を身につけること、そしてそうすることで将来診療所に勤務することになっても、困らないようにする・・・などと僕自身は思っています。


この1ヶ月でどこまで身につけられるかはわかりませんが、一生懸命頑張っていますので整形外科の外来や病棟で研修医を見つけたら暖かく見守ってくださいね。よろしくお願いします。








2007年10月某日 一歩

2007年10月26日金曜日

麻酔科研修の感想

研修医一年目の茶吉です。お久しぶりです。今までブログにおいて遊んだ感想とかを中心に掲載をしていたんで今回はまじめに?研修の感想とやらを述べたいと思います。



といってももう麻酔科の研修を始めて2ヶ月目に入っています。9月より、麻酔科研修を始めましたが、その時はまだ、半袖で遊んでました。今はもう、コートを着る季節・・・。長崎から来た自分ですが、北海道のこの朝の寒さとかになかなかしんどさを感じながら研修をしておりまっす。



っで研修の内容ですよね。術前や術後の回診は別としまして、当日に行っている研修内容について簡単ですが、感想をのべちゃいますね。


やっぱ、麻酔科の研修で一番に習得したい手技は?っていうと気管内挿管でしょう!最初は難しいのかなって思っていましたが、やっぱ今でも難しいです(なんか進歩がないみたい・・・)。コツはいろいろとあるみたいですが、基本的には頭や首の位置をしっかりと決めるってことのようです。実際に声門が半分も見えれば、「よっしゃ~、こっちのもんや!」って思え、挿管は簡単です。その半分が見えるか見えないかに関してはその頭の位置であったり、後は喉頭展開といってベロをどかしつつ、喉頭蓋を見つつ、声門を確認する手の力加減と動きを身につければ、基本的には大丈夫でした。



9月の一ヶ月間での挿管の成功は8回でした。でも10月の3週間で20回の成功ができましたので、なんとかあと2週間の研修で合計40を目指しています。おっと!長々となってしまいました。これじゃあ、挿管しかしていないみたいですが、後は導尿・静脈ルート確保・動脈ライン確保・腰麻・硬膜外麻酔・神経ブロックなどもしています。指導医の先生も丁寧に教えていただけるので、後2週間の麻酔研修も積極的にやっていこうと思います。ではでは。

2007年10月17日水曜日

エコー&細菌検査室

yankunです。



ここらで今の研修生活についてレポートします。

午前→エコー検査室で腹部エコーの実習。
技師さんの後ろについてエコーの見学。時々患者さんに許可を得た上でプローベを当てさせてもらえます。
場所があればもう一人の研修医を実験台にしてエコーを使ってみる。
ある程度できるようになれば技師さんの前に患者さんに10分ほどエコーを当て、その後技師さんが検査して自分とどう違うか、すり合わせるなんてこともするみたいですが、そこまでの領域にはまだまだ行けず。未熟なり。。

午後→細菌検査室にて主にグラム染色した検体を顕微鏡でのぞく。
前の日に来た検体や救急から来た緊急の検体を見て、どんな菌がいるか(この菌っぽいとかまで)、培養でこの菌が生えてきそうだ、なんかを予想したりもします。
実際に自分でグラム染色したものを見てもらい、技師さんに評価してもらいます(厚いとか薄いとか脱色しすぎとか)。



1週間くらいいましたが少しずつこの菌はこんな特徴があるとか分かってきました。
学生のころは全然知りませんでしたが、グラム染色は簡単にできますし、何より感染症で抗生剤選択に欠かせないツールの一つですのでこの機会にたくさん見たいと思います。

その他に、外来研修(今月からついにスタート!緊張しますっ)、健診当番、夜間当直などがあります。
何より時間がたくさんあるのでいっぱい勉強したいと思います!!!


な~んて言いながら、今週木曜から約1週間大阪に出張行ってきちゃいますけど笑

2007年10月9日火曜日

当直

こんにちは、『ちの』です。
2週間ぶりです。

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昨夜は当直でした。

私達の病院では1年目研修医も当直勤務を行います。

1年目の研修医は
  5時~23時:救急外来担当
  23時~7時:病棟Call担当
  7時~9時:救急外来担当
のような動きをします。

全部書くと、長くなるので、今回は救急外来のみに関して。



救急外来に一年目が入る場合には、基本的に3人体制。
『1年目研修医+指導医』、『2年目研修医』
のような形です。

1年目が診察。
分からないことがあれば(なくても?)指導医コンサルト。
指導医のOKが出れば、諸指示を実施する。

こんな感じです。


外来に関して思うのは、迅速な判断力と正確な知識が求められるということ。
病棟であれば、それなりに時間もあるので、分からなければ調べることが可能ですが
外来だと、なかなかそうはいきません。


ある程度十分な知識を蓄えておかないと、何度も何度も調べる羽目に。
使う薬を知っていても、使う量が分からなければ、結局は知らないことと同じ。

その結果、患者さんを長時間待たせることにもつながります。
不快な思いをさせてしまうことも。。

救急車で来院される患者さんに対しては一刻を争う状態であることもあり
不完全な知識では太刀打ちできないことも少なくありません。


知識不足、経験不足を痛感し
学ぶことの必要性を、毎日のように体感させられています。

あがいて、もがいて、四苦八苦しながら成長していきたいと思う今日この頃です。

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さ、一眠りします。
あまり眠れなかったもんで。

今日が祝日である偶然に感謝。。。
(今は10/8 AM10時)

2007年10月6日土曜日

あらためまして、自己紹介

こんにちは。一年目研修医の茶吉(ブログネーム)です。


この前の日記では自己紹介を忘れていたので、ここで改めて紹介をしたいと思います。

私は東京出身で、長崎大学を卒業しています。
運動は高校より、硬式テニス部を始め、大学生まではちゃんとした?練習をしていました。

今ではぜんぜんしていないので、なんとか雪の降る季節の前にテニスをやろうかと思ってはいますが・・・。


っというわけで長崎という南西の果てから北の大地に来た研修医ですが、
今後ともよろしくお願いいたします。

話は変わりますが、先週は妻と支笏湖っていう札幌市の南にある湖に行ってきました。
北海道の海や湖はきれいだよっとは言われていたのでとても楽しみでした。
いざ、到着するとその期待を裏切ることなく、感動、感動・・・。
久々に湖でボートを漕ぎましたが、一心不乱に湖の中を見ていて、
10数メートル下にあろう岩もくっきりと見えるほど、とても青々としてきれいな湖でした。
また、その湖の近くで食べる昼飯も最高にうまく、日ごろの疲れが癒された感じでした。

北海道にはほかにもいろんな湖があるらしいので、また、妻と遊びに行く予定です。
そろそろ、セーターが恋しい季節になってきたので、湖が凍る前に行こうかと思います。
前回と今回は遊びに行った話しをしたので、次回では研修医らしく、現在ローテートしている科での
話でもしようかな・・・


ではでは。

ぶどう狩りっ!!

この間の日曜、余市にぶどう狩りに行ってきました!

メンツは同期の研修医+医学生担当の事務さん+α

行きの車の中で缶ビール飲んでみたり、

余市の祭りに行ってワインを試飲してみたり、

小樽の有名な酒屋さんで日本酒の試飲してみたり、

札幌着いてから居酒屋行ってみたり・・・






そうですよ、飲んでばっかりですよ。何か問題でも??

秋のぶどうはおいしかったです。

でもお酒の方がもっとおいしかったです。

でもあんまり飲みすぎると足指の付け根が痛くなってくるので、みなさん程々に・・・笑




yankun

2007年9月27日木曜日

南の島から

1年目研修医最後の登場になりました一歩です。
みなさんはじめまして。



僕は4月にこの病院での研修をスタートさせてから9月末までのほぼ半年間、
総合診療病棟で研修をしていました。

研修を始めたころは9月末まではものすごく長いと感じていたけれど、
今になって考えてみるとあっという間の半年間でした

総合診療病棟での研修の感想はまた書くとして、今現在のことを。


実は今夏休みで沖縄に来ています。
沖縄のある島でダイビングです。
海に潜って青の世界のなかで漂いながらリフレッシュしています。


ということで夏休み中なので今回の研修医日記はここまで☆
また帰ったら感想など書こうと思います。

それでは今後ともよろしくお願いしますm(_)m




一歩

2007年9月25日火曜日

はじめまして

はじめまして、こんにちは。
研修医1年目『ちの』です。

北国生活7年目。
パウダースノーが大好きな、田舎生まれ、田舎育ちの2〇歳です。

4月から始めた研修医生活も、もうすぐ半年。
やっと「先生」って呼ばれることに、少しずつ慣れてきた(?)今日この頃です。

あとは「先生」と呼ばれるに値するだけの「知識」と「技術」を身に付けたいところです...

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現在、麻酔科研修2ヶ月目。
終了までカウントダウンです。

麻酔科研修医の主な仕事は、
  ・手術を受ける患者さんの術前の状態を的確に判断する。(術前回診)
  .手術中の麻酔をかける
      ・・・点滴、気道確保(気管挿管等)、術中管理、覚醒・抜管
  ・手術後の患者さんの状態をチェックする。(術後回診)
  ・抄読会
  ・看護師さんに講義をする

こんなところでしょうか。

「初心者なり」ですが、個性溢れる(?)指導医の熱い指導のおかげで、それなりにスムーズに色々なことが出来るようになってきた今日この頃です。



麻酔科の醍醐味は、手術中の患者さんの「命」を守れるというところにあるような気がします。

「悪いものを取り除く」「術者」の仕事に対して、患者さんの全身状態を管理するのは麻酔科医の仕事です。

血圧・脈拍・血中酸素濃度・体温などなど。それらバイタルサインと呼ばれる種々の値をコントロールするわけですから、責任は重大です。

麻酔科医が無能だと、患者さんの「命」が危険にさらされるわけです。


そういった意味でも優れた麻酔科医がマンツーマンで教えてくれる今の環境は、非常に恵まれていると思います。
 「命」を守る術を伝授されている、そんな気がして、非常に充実感のある研修生活を送れています。



ちの

2007年9月21日金曜日

ボランティア活動(ひまわり号in岩内)に参加して

 一年目研修医をしている ブログネーム「茶吉」です。

 先週の日曜日(9月16日)に、「ひまわり号」というボランティアに参加してきたので報告したいと思います。

 ひまわり号(電車の名前です)は障害者(脳性まひやダウン症の方などが多かったです)と共に電車に乗ってある目的地へ行き、一緒にご飯を食べたり、すばらしい景色を見たりする楽しい企画です。今回は30回目という節目でもありましたが、障害者約60名とボランティア約150名、そして医療班6名(医者と看護師が3名ずつ)という盛大な人数で電車を貸し切り、北海道の岩内まで行ってきました。
 私は医療班として、妻はボランティアとして参加をし、夫婦で初めてのボランティア活動であったためか、前日からちと興奮気味でもありました。医療班の一日の活動は電車やバス移動中はもちろんのこと、ずっと障害者の方が気分や症状に異変がないかとチェックし、なにかあったら、対処をするのが仕事でした。前回の活動ではてんかん発作を起こした方がいると聞いていたので、一年目研修医である私は当日になんどもなんども薬の確認をしながら、午前中はとりあえず、ずっと緊張をしていました。しかし、一緒に行動していた他の先生や看護師さんと協力をしながら仕事をしていたので、午後では医療班であることを忘れてしまっているくらいに自分も楽しむことができました。
 終始、大きな異変もなく、無事に医療班としての仕事は終わりましたが、岩内から見た海は最高にきれいで、前日の嵐のような雨がうそと思えるほど、天気も良く、気持ちの良かった一日でした(医療班にいる私は正直、あまり景色を楽しむ余裕はありませんでしたが・・・)。一方で妻もボランティア活動は初めての試みでしたが、脳性まひの患者さんとご家族と共に行動をしていました。トイレやお食事の介助などはさすがに大変そうでしたが、一緒にお寿司を食べたり、海風を肌で感じたりと楽しそうでした。妻がニコニコしながら、障害者の方と話している姿はこちらもとても嬉しくもあり、また、医療班として安心感もありました。

 そんな感じであっという間の一日でした。夫婦で初めて参加をしたわけで、自分は医療班にいましたが、ほとんど、ボランティアの方と同じく接していたように感じました。季節ごとに異なる場所へ行く「ひまわり号」ですが、次回も無事でみなさんの良い思い出となることを祈っています。



1年目研修医  茶吉

2007年9月11日火曜日

はじめまして

はじめまして!一年目研修医のyankunです。
ますは簡単に自己紹介を・・・。
札幌で生まれ札幌で育つ。旭川医科大学出身。バドミントンをこよなく愛する25歳男性。。
これからよろしくお願いします!

今、僕は救急で研修しています。
指導医・3年目・2年目・自分という4人体制でやっております。
当初は人数が多くて患者さんが当たらず勉強にならないかもなど言われていましたが・・・

全然そんなことなし!
むしろ3年目の先生がついてくれながら診療できるのでとてもよい研修になっています。
さらにうちでは毎日その日持った患者さん振り返りをし、
この診断で本当によかったのか?この検査には意味があったのか?ほかにどんな問診や診察や検査が必要であったのか?
などを3年目の先生が教えてくれます。
6時過ぎにはその振り返りまで終わるので勉強する時間も充分にあり、言う事ナッシング笑

こんな感じで研修しております。
救急で面白い話があればまたご報告したいと思います。
ではまた~(^o^)/~~



yankun