2007年10月29日月曜日

2007年10月 整形外科

久しぶりの登場の一歩です。



前回の日記は沖縄からでしたが、現在は(当たり前ですが)夏休みも終わり研修を再開しています。


5階西病棟の総合診療部での研修も9月で終わり、現在は整形外科で研修中です。

整形外科の研修は1ヶ月なのでもうすぐ終了しますが、それまで研修していた内科とは違うことが多くとてもおもしろいです。


整形外科での研修の大まかな1日は流れはこんな感じ。



まず朝は回診。病棟の患者さんの状態を確認してまわります。

回診が終わった後は手術の日は手術室へ、外来の日は外来に向かいます。

手術の日はほぼ1日手術室で過ごしますし、外来の日は午前はほぼずっと外来、午後はその日によって異なりますが外来に入っていることが多いです。

手術の日も、外来の日も空いた時間や外来・手術の終わった夕方頃に担当患者さんのところに向かいます。


そんなスケジュールで骨折の初期対応や腰・首・肩などの痛みに対してのアプローチを学んでいます。


さて整形外科での研修ですが、実は勤医協中央病院の研修の特徴でもあるんです。

医師の初期研修2年間に身につけなければならないこと、まわらなければならない科は厚生労働省によって決まっています。(例えば内科は9ヶ月、外科は3ヶ月。小児科・産婦人科・精神科はそれぞれ1ヶ月ずつなど)


整形外科での研修は厚生労働省の規則では定められてはいませんが、勤医協中央病院の研修プログラムでは整形外科での研修が必修(必ずまわらなければならないこと)になっています。


理由としては、症状として患者さんが訴えることの多い腰痛や肩・膝の痛みに対応できる能力を身につけること、そしてそうすることで将来診療所に勤務することになっても、困らないようにする・・・などと僕自身は思っています。


この1ヶ月でどこまで身につけられるかはわかりませんが、一生懸命頑張っていますので整形外科の外来や病棟で研修医を見つけたら暖かく見守ってくださいね。よろしくお願いします。








2007年10月某日 一歩

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